2004.06.27
ジャンボエビフライの作り方
エビネタ第2弾です。日本男児たるもの一言口に出したからには有言実行、成し遂げねばならぬと一大奮起してジャンボ海老フライに挑戦致しました。
普段エビなど1年に1回くらいしか食べないし、揚げ物だって油の処理がめんどくさくて、一人暮らしには鬼門と言っても良いくらいのフライ物に敢えて挑戦する理由。それは、ジャンボエビフライ用巨大エビなど存在するはずがないので、どのように加工してレギュラーエビをジャンボエビに仕立てているのかその仕組みだけが知りたかったのです。あ、エビは好きですよ。カニのがもっと好きですけど。
試行錯誤の結果、成功と思われる所までたどり着く事が出来ました。若干の疑問点は残りましたが、あとは技術の問題だろうと思われます。ジャンボ海老フライは、家庭でも作る事が可能だったのですよぬわはははははは。エビフライ、討取ったり。
近所のスーパーにエビを仕入れにいきます。できるだけデカイのを奮発して選びました。冷凍と生がありましたが、どうせ後で冷凍するので冷凍物をチョイス。このまま焼いて食べたくなる衝動を抑えつつ帰宅。
まずは下ごしらえです。僕の推論によると、ジャンボエビフライは複数のエビを繋げた物に違いなく、問題点はどうやってエビを繋げるかの1点に尽きます。普通に並べて衣をつけてもそれを崩さず1匹のエビに見えるようにこんがりと揚げるのは山岡士郎でも至難の業であるからして、何らかの形を崩さず揚げる仕掛けを考えださなくてはなりません。ちゅうことで、僕は解凍して並べたエビをラップにくるんで再冷凍する事にしました。1度解凍した生鮮食料品を再冷凍する事による味の低下については聞く耳持ちません。
この時僕は致命的なミスをあろう事か2カ所もしていたのですが、この時点ではまったく気づいておらず、それどころか予想通りエビの魅力に打ち勝つ事が出来ず、エビの塩焼きをつまみ食いしてたりして、ビールの買い置きがなかった事を悔やんだりしていました。
翌日、ついに僕の推論を実証する時がやってきました。エビはカチカチの棒みたいになってて、ハリーが振ったら何か起こりそうなオーラを漂わせています。幸い僕は魔法を使えませんので事なきを得ましたが。がしかしここで、問題点が発覚。僕は不覚にもエビの皮を全部剥いてしまってました。士郎がエビはシッポの付け根の身が一番旨いと言ってたのを忘れてない僕は、ぬかりなくシッポの中の身までキッチリ剥いてました。
これではエビフライの重要なチャームポイントであるシッポがありません。くっ、不覚!不覚をこいたわ!しかも、不覚はそれだけにとどまらず、エビの杖は長すぎて鍋に入らないという不始末。この度重なる不始末に誠に不本意ではありますが実験を延期にせざるを得ないことはまるでなかった。躊躇せずエビを鍋に入る長さにぶった切ります。ふむ、このエビにはシッポがないようだが・・・。
振り返らず参りましょう。衣を付けます。我が家にあるデカい器総動員です。小麦粉付けて〜、卵付けて〜、パン粉付ける〜(以下繰り返し)。気が済むまで太らせた所で、さぁ、揚げるぜ!
ジュオゥワァ〜ッ。いやー、いい音ですなぁ。ちなみに、形がグダグダになってる方は思いついて追加してみた方法です。解凍したエビを竹串指しの刑にした物ですが、既にこちらは失敗の気配ムンムンです。
カリッと揚がりました。旨そうですね。この大きさを見て下さい!比較用にもともとのエビを載っけておきましたが如何でしょうか。中身だってホラ!バッチシ詰まってますよぉ〜。ま、竹串の方はやっぱり失敗でした。形も悪いし、揚げた後串を抜く時なかなか抜けなくて、よりいっそう形が崩れました。
さぁ、喰らうぜ!冷蔵庫の奥地に眠っていたタルタルソースを発掘して、たっぷりかけます。ていうか今使わんといつ使うかわからんので全部かけます。見た目が非常に悪いのは漢の料理だからだ!野菜がまったくないのも漢の料理だからだ!!見た目が良くて栄養バランスバッチリの食事作る独身男なんて気味悪いだけどぁ!!!
問題点。食べてると(ナイフとフォークなんて使わない)、かぶりついた時にエビの連結点からエビが強制分離され、なんか嫌だった。
雰囲気としてはGアーマーAパーツだけにガンダムが合体してるような感じ。気味悪いし、まったく無意味な形態ですね。ナイフとフォークを使って上品に食べてればそんな事はないと思いますが、家庭用ジャンボエビフライがないのはその辺の理由もあるのかなーって思った。
今回冷凍法でとりあえずの成功を見ましたが、であるならば今世間に出回っているジャンボエビフライは業務用冷凍食品ではないのかとの疑惑が浮かんできます。真偽の程はわかりませんが、いかにもな感じですよね。ジャンボエビフライ定食でググルと、相場としては2匹で2000円位のようです。レギュラーのエビフライ定食をエビ3匹位で1000円位とすると、合体ジャンボエビ説は価格比でも結構説得力があると思うのですが。
ちなみに、今回使ったエビですが、8匹で680円でした。ジャンボエビフライ1匹で3匹合体させるとして(ややこしい)、2本つくると、6匹分で580円で出来ました。もちろんその他にも色々使いますけど、レストランで食べるより格段に安く作れる事が証明されました。しかもカンタンです。自分で作れる物は自分で作るとオイシさもまた格別ってもんですな。
2004 06 27 01:48 午前 [グルメ・クッキング] | 固定リンク
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COMMENT
うむ。すばらしいっ!見事です。
私もデカいエビはどうやって作っている(まさかどこかに生息しているわけではあるまい)のか知りたかったんですよ。
でも、店で食べるのは繋ぎ目が分からないんだよなあ。
日本家屋の柱のように匠の技があるのでしょうか。
投稿者: yas-msa (2004/06/27 2:57:51)
考えたくはないのですが、食物用接着剤というものがあるらしいです。よもや・・・。
投稿者: amerio (2004/06/27 4:39:13)
料理をされている事に、漢として尊敬します。
マジメに、すんげぇ~デカイエビだと思っていた、私は・・・。
一つのメルヘンが、無くなってショックかもぉ~。
投稿者: suggy (2004/06/27 18:53:20)
前ですね、「でぶや」で、伊勢エビフライ作ってまして、アレは半端なくデカかった。オマールエビフライとかも面白いかも。
投稿者: amerio (2004/06/29 1:27:39)
伊勢エビフライですか・・・丸ごと?かじりつき?
むーん。食べたいような食べたくないような・・・。
あ、エビ3匹直列じゃなくて、3匹並列でもリッチな感じがしてイイのでは!?と思ったけど、ひょっとして見た目がアジフライになっちゃうかもガックシかもとか思いました。
投稿者: yas-msa (2004/06/29 3:38:36)
かなり古い書き込みだけど、ジャンボエビフライで検索したら出てきたんで、間違いをみんな信じるから訂正しときます。
巷に存在するジャンボエビフライのほとんどは、「シータイガー」って種類の海老で、本当にでかいんですよ。
頭を取って、身と尾だけで20cm以上あるものもあり、もちろん冷凍でも輸入されてます。これを真っ直ぐに揚がるよう筋切りして、長く伸ばしめで衣を厚くして揚げれば簡単にできます。
投稿者: ジャンボエビフライ研究した (2007/11/20 21:21:26)























