2005.02.20
アボカドディップトースト
要するに捏ねたアボカドです
アボカドとかヨソで出されたら食べる程度で、自分で買ったのなんか始めてです。緑のは熟してないので、できるだけ黒いのがいいとの情報を胸に秘め、スーパーに出撃してきました。
スーパーに並んでいる目に鮮やかな緑色のアボカド達。恐る恐る触ってみるとカチカチではないですか。この中にあのネットリとしたアボカドの身が詰まっているとは到底思えません。どちらかと言えば凶器に近いです。
僕、一時期野菜の卸しやってたことがあるのでわかるんですが、スーパーとかの販売店にとって一番困るのは売れ残って痛んでしまうことです。見切り品で安くして売れるのならまだしも、売り物にならないと儲けになりませんし、何より処分するのに費用がかかってしまいます。
ですので、販売店はできるだけ若い商品、青い商品を探し求める訳です。そして僕もできるだけ青い商品を仕入れるようにすると。完熟なんてもってのほかです。これは日本が世界一品質に厳しいことの裏返しな訳で、おかげで旬の食べ物が食べられなくなってます。産直の野菜がおいしいのは気のせいじゃないんです。
そんなことを思い出しながら、青いアボカドをシカトして別のスーパーへ。今度は安さが売りのスーパーへ行きました。安売りが出来るのには理由があります。他のスーパーでは難ありの商品を安く買いたたくから安くできる訳です。大量購入ではたいして安くなりません。
難ありといっても痛んでる訳ではなくて、熟成が進みすぎてるとか、入荷してから時間が経ってるとかそういうレベルです。バナナの黒いところが目立つとかそういう程度。ちなみに黒いところのないバナナはキレイですけどまずいです。見た目の良さにごまかされてはいけません。
ということはアボカドも熟成が進んでるって読みですよ。おっ、予想通り真っ黒なアボカドが並んでるじゃないですか。触ってみてもプニプニしてますよ。僕のお腹と同じくらいのプニプニ具合です。痩せたいなと思いつづけてはや三十路。
皮と身の間にスプーンを差し込んで皮沿いに1周します。後はゆっくりとスプーンをこじると身が簡単に取れてきます。
アボカド、加工性抜群です。食べられるために産まれてきたんじゃないかってくらい。むかし、親から豚とか牛とかの家畜は人間に食べられるために生きているとか鬼畜なことを教えられて信じていた時期がありしたが、アボカドの場合は食べられるためと言われても深く納得です。ドナドナを地でいくアボカドが切ない。
ポテトマッシャーはイモ潰しにしか使えないっぽいんですけど、実はかなり汎用性のある兵器です。そんなに高価なものじゃないので1家に1本お勧めです。
どれどれ、味見してみましょうかね。アボカド特有のオイリー感がネットリと舌に絡み付いてバターみたいになってるはずです。パクッとな。
・・・、青クセー。
なんだこれ。クサイ。匂いじゃなくて味が臭い。僕はセロリとかパクチーとかも全然問題なくウェルカムな方なんですが、アボカド臭いですよ。トマトとかキュウリがクサイって言われる方には地雷間違いなしのお味。
きっとこれはアレですよ。アボカドディップだけ食べるからこんな味になるんです。これをこんがり焼いたトーストと一緒に食べれば味のメイクミラクルが発動するはずです。うん、きっとそうだ、そうにちがいない。
・・・、クサッ!
トーストとアボカドの不協和音が見事です。今時中東問題も歩み寄りを見せ始めているというのに、我が家は一触即発の緊急事態になっています。助けてアッバス議長。
ひょっとしたら未知の味わいに味覚が驚いているだけかもしれないと思って、無理矢理1枚食べてみましたが、やはり臭いままでした。ひょっとするとアボカドは家庭で追熟が必要なんでしょうか。お前はそんなに御機嫌取りが難しいのか。
はりきって2個分もディップにしてしまったので、持て余した僕はラップをかけてそっと冷蔵庫にしまいました。あわよくば熟成してくれることを願いつつ・・・。
2005 02 20 07:45 午後 [グルメ・クッキング] | 固定リンク
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