2005.03.21
大仏様
僕の取引先には大仏様がいらっしゃいます

取引先には大仏様としか思えない、それはそれはオーラでまくりの御仁がいらっしゃいます。放出されるオーラがまぶし過ぎで、僕のような下賎の者は目にも入ってないみたいでとても寂しい日々を過ごしております。
あの、スミマセン。コレをお願いしたいんですが、
大仏様「・・・・・」
微動だにせず。
お忙しい所スイマセンが・・・。
大仏様「・・・・」
眉が微妙に動く。
これは、このリアクションはどこかで見覚えが。そうだ、ザリガニを捕まえようとしたとき、シャーってハサミを振り上げた時に似ています。どうやら僕は大仏様に威嚇されている模様です。背後に揺らめくのはザリガニのオーラ。今僕がスカウターを持っていたならば、大仏様の戦闘力は5万を超えていたでしょう。僕は10位。
見かねた隣の女性が対応してくれました。大仏様の道は険しいのう・・・。
そう、大仏様とは某企業の受付の女性の事です。会社の顔である名誉ある受付嬢であるにもかかわらず、この自由奔放ぶりです。彼女に取っては会社のイメージよりも自分の健やかなる暮らしの方が優先されるのでしょう。僕なんぞ一顧だにされません。そういえば全体的なボディフォルムもどことなく大仏様を思わせて、空力的に不利なラインを形成なさっておられました。
隣の女性に書類を処理してもらいながらも、その微動だにしない大仏様に僕は釘付けです。ふつう女性をマジマジと見つめる事などは失礼に当たりますのでしないのですが、大仏様の珍獣っぷりは破天荒の極みでしたので、僕にとってはコアラよりも価値を感じていたんです。
相変わらず動かない大仏様。
この人は仕事をやってるんだろうか。
ていうか、人はこれ程までに静止していられるんだろうか。
むしろ、ある種の達人?
大仏ファイヤーとか吹くかも。下・斜め・右+Pを入力してみたい衝動に駆られます。
はっ!
ぐいーんぐいーん、ギーガシャン(イメージ)。大仏様が起動なさいました。
「こっこいつ、動くぞ」
大仏様はけだるげに90度上半身を左にひねり、計算機を手に取りました。おお、これから大仏様の華麗なる電卓さばきを拝見できるのか。やっぱりただものじゃなかったんだ。いくらなんでもあれじゃあ何の為にいるのかわからないもんね。じっくりと拝見させていただきましょうかね、ありがたやありがたや。
グイーンがしゃこん。ぷっしゅ〜(イメージですって)。
大仏様、沈黙なさいました・・・。
そしてまた永遠とも思える静止モードにとつにう。
だめだ、こいつには冬ごもりが必要に違いない。クマは山に帰れ!!
2005 03 21 10:58 午後 [日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク
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