2005.10.05
アフィリエイトバナーの八双飛び 〜 アフィリエイト飽和論
ていうか僕のアフィリエイトが死んだ
僕のサイトで細々と運営させていただいておりますアフィリエイトですけれども、今回は刺激的なテーマでお届けしたいとます。 つい先日GoogleAdsenseが爆死された腹いせにクリックレートとか単価とか大公開してやろうってちっちゃいことを企んでる訳ではありませんことよ(←関連記事 : まさに外道ジェネレータ)。そんなことしたら伝説のGoogle八分喰らいますことよ。気がついたらGoogleに逆らえない生きにくい世の中になってます。
さておき。アフィリエイトにはGoogleAdsenseに代表される、バナーがクリックされるだけで運営者への報酬が確定する"クリック報酬型"。Amazonに代表される、バナーがクリックされてなおかつ当該サイトで売買が成立した場合に報酬が発生する"成果報酬型"。の大別して2種類があります。
初心者向けにはクリック報酬型がおすすめと言われているのは、クリックされただけで報酬が確定するって濡れ手に粟のイメージが先行している為でしょう。実際はそんなに甘くはないのですが。
一方、昔ながらの宣伝バナーに近い方式をとる成果報酬型は、なかなか成果が出ません。それも当然で、サイトを訪れた人の中からバナーをクリックしてくれて、更に買い物までしてくれる人なんてごくごく一部しかいらっしゃらないからです。はっきり申し上げて、100/日程度のアクセスでは成果報酬型バナーで成果を上げるのは絶望的と言えるでしょう。千里の道も一歩からです。ガンバレ。
じゃあ断然Googleだよね。バナーだって文脈からキーワード読み取って自動生成してくれるからラクチンだし。Googleサイコー! ってなりがちなんですけど、ちとまて。ハウスだ。
それでも僕は成果報酬型が断然魅力的だと申し上げたい。胸を張って宣言したい。羽があったらクジャクみたいに広げてアピールしたいくらい。
GoogleAdsenseの機密保持契約の絡みがあるので具体的には言えませんが、少し考えればわかるはずです。クリックされるだけでお金が入るなら、Googleは大損しますよ。だったらどうするのか。クリック単価をギュッと詰め込んでおいしさアップですよ。Googleがおいしさアップな。
ましてやGoogleAdsense見かけないサイトの方が少ない位、猫もしゃくしもLOVE Googleな昨今、1クリック単価は暴落する一方です。神の見えざる手大暴れ。
というわけで、今は亡きGoogleからの報酬は減少していく一方でした。ちょうど外そうかなって思ってたところだったからむしろ清々したわ。言いなりになんかなるものか。ガルルルル。
そこで本気でアフィリエイトを考えてる人は自然と成果報酬型に向く訳です。僕はAmazonとリンクシェアを利用していますが、ソコソコ好調な時期もありました。LinkShareに限って言えば、月に4万円くらいいただいて狂喜乱舞したこともありましたがそんなのは1度だけ。
それでも月に7000円くらいはいただいてたんですよ。何ヶ月か前までは。それが最近は異変です。全然ダメになりました。どのくらいダメかというと、100円/月とか。ジュースも買えやしない。
アクセスが激減したとかでもないんです。それでも一番多い時の半分くらいにはなってますが、報酬額は尋常じゃないくらい激減してます。実に70分の1。僕のバナーの張り方が悪いとかって意見もあるでしょうが、広告張る為にブログ運営してる訳じゃないのでこれでいいのだ。
問題はそこじゃないんです。僕は気づいたんですよ。成果報酬型バナーに必ず付随する問題、"滞在時間"に。
バナー踏んで広告主サイトを訪れ、ショッピングなり契約するなりした際、バナーを踏んでから契約するまではタイムラグがありますよね。バナー踏むことイコール契約だったらタイムラグゼロで話は早いんですけどそれでは警察でも話が早くなります。
アフィリエイトサイトから当該広告主サイトで売買完了するまでのタイムラグを見越して、"滞在時間"というのが必ず設定されてるんですよ。その時間内だったらリンク元アフィリエイトサイトの報酬対象だし、滞在時間を超過したら対象外になると。わかりやすい仕組みではあります。
この仕組みは一見すると、特定商品のバナーを張っていても滞在時間内に複数種類の商品の売買が行われれば報酬対象になるため、いいことずくめのように感じます。が、これもそれほど甘くはないのです。
世にアフィリエイトサイトが溢れ、誰でも簡単に小遣い稼ぎが出来るよ幻想にヒートアップしまくりの現在、"滞在時間"の為にビジネスチャンスを逃していることが多々ありそうなんです。ここからは僕の妄想ですので。お断りしたからね。用心深くなったよ僕も。
アフィリエイト元サイトに帰属する滞在時間は絶対でしょうか。例えば、僕のサイトでバナーに飛んでからバックして、そのあと別のサイトに移動したとします。そのサイトにも同じ広告主のバナーが張ってあって、またそこでもバナー踏んだとしたらどうでしょう。
仮に、僕のサイトで何を買うか決めていて、でも実際に買ったのは別のサイトのバナーを踏んだ後だったとしたら。滞在時間はどちらのサイトに帰属するのでしょうか。後者のサイトですよね。
つまり、アフィリエイトバナーの八双飛びとも呼べる仕様によって滞在時間の所有権のようなものは移動してしまう訳です。これはユーザを責める問題ではありません。成果報酬型バナーの仕組みに起因する宿命です。
この結果どうなるか。一般心理的に、購買対象が高額であればある程購入決定までのタイムラグは長くなります。僕のブログみたいにApple製品に特化していたらなおさらです。その結果、アフィリエイトバナーの八双飛びのために僕の滞在時間が消失していると考えられます。
アフィリエイトのアフィリエイトたる所以として、魅力あるコンテンツで購買意欲をかき立てられたユーザが、広告主サイトで売買を行い、その代償として報酬が発生するというものがあったような気がするなぁ。美しい共生関係よ何処。
となると、コンテンツ云々よりも、方法論になってきます。悲しいかな、spamトラバ飛ばしまくって、バナーしかない記事作って、そんなブログを粗製濫造した方が、結果的にはハイリターンとなってきます。僕はアフィリエイト本読んだことないですけど、トラバはどんどん使いましょう、そしたらアクセスもどんどん増えてお得ですよ。みたいなこと書いてあったら悲しいっすね。
逆にね、広告主の立場からすれば今のアフィリエイトブームってホントの意味で濡れ手に粟だと思いますよ。ほっといてもどんどん広告してくれるんだし、報酬は数%でいいんだし。だからアフィリエイトブームももっともっと盛り上げたいと思ってるはずです。
生産者と消費者の乖離がもう既にアフィリエイトブームには起こり始めています。神の見えざる手が最終的には機能しなかったように、ブログとアフィリエイトの蜜月関係も飽和しかかっています。目先の利く人はもう動き出していますよ。
優れた運営者の皆さんは、アフィリエイトバナーを張るよりも、広告代理店として各個に契約を取った方が遥かにハイリターンであることに気づいています。
そう考えれば、アフィリエイトサイト運営で広告主に優良コンテンツであることをアピールすることは、とても有効ですよね。その土台としてならアフィリエイトはまだまだ輝いてるのかもしれません。
蛇足ですが、その考え方を突き詰めれば自分が唯一無二のメーカになるのが最高になるんですけどね。結局のところ、利益の追求は"ツクル"か"投資"かいずれかに集約されるってこったい。
追記 : 読み返してみると、いかにも僕が価値のあるコンテンツを創造し、川上にいるかのような書き方をしてますね。傲慢申し訳ないっす。おいらショボイっす。しょっぱいっす。
2005 10 05 01:12 午前 [アフィリエイト] | 固定リンク
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受信 2007/04/08 0:58:11
COMMENT
傲慢のカケラも見えません。誠に立派な見識です。
自分も遅まきながらリンクシェアに申請してアップルの画像を貼り付けだしました。
そりゃ、お金が入ってきたらそれに越したことはないですが、基本的に紹介したいからリンクする。あくまでそのスタンスで行こうと思っています。
投稿者: Keizo (2005/10/05 10:49:46)
フォロー有り難うございますー。
そうそう、お金儲けが先行するとソフトバンクみたいになっちゃいますからね。
投稿者: amerio (2005/10/06 0:18:06)
amerioさんとこからリンクシェア登録しましたよ。
Adsenseは忘れて、つぎつぎ~w
投稿者: Hao (2005/10/06 1:39:12)
ありがとうございまーす。
Googleなんかぺっぺーだ。
投稿者: amerio (2005/10/06 23:17:06)
ほぇほぇ~
アフェリエイトってそういう仕組みだったんですね!
とても勉強になりました
しかし、なかなか簡単にはいかないものですねぇ
ここら辺がジレンマってやつなんでしょうが
>アフィリエイト本読んだことないですけど
>トラバはどんどん使いましょう
>そしたらアクセスもどんどん増えてお得ですよ
>みたいなこと書いてあったら悲しいっすね。
アフェリエイト本じゃないですが
この前立ち読みしたブログ本に似たようなコトが書かれてましたよ
寒い世の中になったもんだ
私は非アフェリエイト、非googleで突き進みますよ
amerio兄貴を八分ったgoogleなんてペッペッ
(と言ってみるw)
投稿者: たけたか (2005/10/08 10:40:55)
ほんと寒いぜ。
トラバはリンク元リンクをしないのが当たり前になりつつありますね。
僕も最近は情け容赦なく削除ってます。
アフィリエイトは株なんかと同じで、やらなきゃやらない方が気が散らなくていいと思いますよ。
でも一度やっちゃうと・・・。
投稿者: amerio (2005/10/09 1:53:00)























